「たっこにんにく」の特徴

たっこにんにくは、余所とは違う!

と、消費者・市場関係者が絶賛した「最高級品質」の「たっこにんにく」。

そこには歴史と物語があります。

 

1.にんにく生産者の愛情物語。

昔は、決して恵まれた土壌環境ではありませんでした。

むしろ、痩せた火山灰土壌で、にんにくが育たない厳しい土壌環境でした。

しかし、その厳しい環境こそが健康な土づくりに活かされてきました。

火山灰土壌という厳しい環境を、畜産の堆肥(牛糞+稲ワラ)を施し、有機質で富んだ土壌変えるため、汗して耕す努力と、にんにくにかける愛情を注いだ歴史があります。

そして、どんな厳しい土壌環境でも、にんにくが育つ環境に変えてきた生産者の汗と愛情の物語があります。

毎年毎年コツコツと汗して、にんにくがしっかり育つ土壌環境に変えてきた”生産者の愛情に”にんにくがしっかり答えてくれた。

 

生産者そのもの田子町の財産です。

2.田子町は畜産が盛んだからこそ健康な「にんにく」が育つ。

田子町農業維新といえる地域複合経営は、昔から「家畜なくして農業なし」と言われるように、地域の畜産(肉牛)の牛糞と地域の稲ワラと連携して良質の堆肥(有機質)をふんだんに施すことができました。

田子町に畜産があったからこそ「たっこにんにく」の今日がある!

と言っても過言ではありません。

夏山冬里方式の田子町の畜産。

夏は広大な放牧地のんびり放牧して、冬を迎える頃は、家族と一緒に冬を里で過ごします。

牛と農家の愛情物語があるのです。

今、国で掲げている耕(耕種)畜(畜産)連携が、すでに約50年前から行われていたのです。

3.最高級品質の「福地ホワイト種」

約50年前、品質の良い「福地ホワイト種」に一本化しさらに、ひたすら良いものだけ系統選抜育成して育ててきた「たっこにんにく」は、他のにんにくと違う!と消費者・市場関係者が絶賛いたしました。

 

にんにくは、赤道直下地帯を除いて世界各国で栽培されています。

田子町では、福地ホワイト種(福地ホワイト六片種)という品種を栽培しています。

この品種名は、隣の旧福地村(青森県南部地域)で栽培がされていたことから由来しますが、この福地ホワイト種という品種は寒冷地の冷涼な気候を好み越冬して春から急速に成長します。

冬の厳しい寒さをじっと耐え忍んで、やがて春を迎えます。

 

かつては、全国至る所でにんにくが栽培され、にんにくの戦国時代を迎えました。

やがて、青森県産(国内産の約80%)と香川県の産地が残りました。

その大きな要因は、たっこにんにくに代表される「福地ホワイト種」の最高級品質によるものと思われます。

4.信頼の地域ブランド

にんにくネット(箱)の片隅に真心を入れて出荷しよう。

信用・信頼を築くのは長い間時間を必要とするが、

 

「信用・信頼を失うのは一瞬だ!」

 

このことを、いつも、いつも説いて参りました。

 

約40年以上前から、品質への追求を掲げて、常に消費者の信用・信頼を失わないよう徹底して参りました。

消費者を裏切らない良い品質=「高級ブランド品」これが、たっこにんにくの目標・心です。

 

良い品質を育てる組織の意識が高い。(仲間づくり)

 

品質管理施設の充実(にんにく専用CA冷蔵庫など)

5.にんにくが地域を元気に!子ども達に自信と夢を。

生産者とJA・町が一体となり、総合力が高く評価される。

  • にんにく交際交流協会(ガーリックセンター)
  • にんにくネットワーク(ケーブルテレビ)
  • にんにくドーム
  • にんにく看板
  • にんにくオブジェ
  • にんにく欄干
  • にんにくポスト
  • にんにく国際交流(米国ギルロイ市、韓国瑞山市、イタリア・モンテチェリ)
  • にんにく交流(中学生・高校性)

6.最高の品質は専用冷蔵庫から

町が有する、「にんにく専用CA冷蔵庫」は、八戸農業協同組合三戸営農センター(田子営農センター)が管理運営を担っております。

にんにく専用CA冷蔵庫内は、11階の専用棚にコンピューター制御されて品質保全されているのでとても安心です。

 

 

しっかりした品質管理体制のもと、お客様に安心・安全な信頼の商品をお届けできるよう、にんにく専用CA冷蔵庫の建設計画づくりから竣工、そして最初の運営管理規約づくりまで、直接間接携わって参りました。

 

長い歴史の中で、町が建設して管理運営をJAに委託するということは初めての出来事でした。

これによって、たっこにんにくの新たな幕開けとなったのです。

東京大学名誉教授 薬学博士 斎藤 洋 氏

東京大学名誉教授

薬学博士 斎藤 洋

川村さんの琥珀にんにくを私も応援しています。

川村さんの琥珀にんにくとの出会いは衝撃的でした。

琥珀にんにくは、にんにくの有効成分として、現在、最も注目を集めているS-アリルシステインと、玉葱の有効成分であるシクロアリインを熟成により生合成し、大量に含有しているからです。(両物質は水溶性アミノ酸です。)

「黒にんにく」より多くのアミノ酸を含有しています。

高品質のにんにくを生産する青森県田子町で誕生した川村さんの新しい「琥珀にんにく」。

その低温熟成パワーに期待しています。

ニンニクの科学 斎藤 洋 氏 監修